アメリカの「文武両道」
こんにちは!
ヒューマン国際大学機構、留学カウンセラーの吉冨国彦です。
今日は「アメリカの文武両道」について書きたいと思います。
大学に入るとき、「サークル活動をしてみたい」や「高校で頑張っていた部活動を大学でも続けたい」と思う人も多いと思います。
実際、日本の大学では大学生活を送りながらアルバイトもして、部活動やサークル活動をしている人も多くいます。
ただ、アメリカの大学ではそう簡単に両立することは出来ません。
それは単に、勉強量が多く部活動をしている暇がない、という訳ではなくNCAA(全米大学体育協会)が1週間以内に部活動をしても良い時間制限を設けているため、部活動中心の大学生活を送ることが困難な環境になります。
さらに言うと、大学在学中の評定平均値(GPA)が一定値を下回ると部活動を強制的に辞めさせられる場合も多くなります。あくまでも「大学は学業を優先するところ」という考え方がアメリカにはあります。
逆に言うと、様々なフィールドでプロとして活躍しているアメリカ人の学歴を見てみると、かなり高学歴なアスリートが多いことにも気付かされます。
たとえば…
・タイガー・ウッズ(プロゴルファー)はスタンフォード大学出身
・マイケル・ジョーダン(元バスケットボール選手)はノースカロライナ大学出身
・ボブ・サップ(格闘家)はワシントン大学出身
・ボビー・バレンタイン(メジャーリーグ監督)は南カリフォルニア大学出身
・アビー・ワンバック(女子サッカー選手)はフロリダ大学出身
・マット・マートン(プロ野球選手)はジョージア工科大学出身
など。
他にも日本では有名ではないけど海外では著名なスポーツ選手やアスリートで高学歴の人は大勢います。
スポーツとは別にしても、メグ・ライアン(ニューヨーク大学)、ナタリー・ポートマン(ハーバード大学)やアーノルド・シュワルツェネッガー(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)、ジョージ・ルーカス(南カリフォルニア大学)など高学歴な映画関係者も多くいます。
あくまでも「大学は学業を修めるところ」という理念がアメリカの大学のベースにあるんだと思います。
ただ、海外の大学は勉強ばかりでもなく授業の合間にスポーツをする時間や機会も多いので、勉強するペースが掴めてきたら挑戦しても良いかもしれませんね。
フォローしませんか?