英語とコミュニケーション能力

こんにちは。

ヒューマン国際大学機構、留学カウンセラーの吉冨です。

"Hi all. My name is Munenori Kawasaki. Call me Mune. I’m from Japan. My English isn’t good now. Because I’m Japanese.”

これ、プロ野球を見ている人は知っているかもしれませんが、今年福岡ソフトバンクホークスからメジャーリーグのシアトルマリナーズに移籍した川崎宗則選手の言葉です。

5月8日にイチローと同じく今年に楽天から移籍した岩隈投手と川崎選手が近隣の小学校を訪れた際に自己紹介をした時の言葉だそうです。

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中学校で習うような単語で構成された文章ですが、「俺の英語はうまくないです。だって日本人だから」この単純かつ明快な言葉で現地の子供たちの爆笑を誘ったそうです。

多くの日本人のメジャーリーガーは野球に専念するのと、監督や選手間での意思疎通を完全に行うために専属の通訳をつけるそうですが、今年移籍した川崎選手は身振りや手振りなども含めて専属の通訳はつけずにコミュニケーションを取っています。

ソフトバンクホークスの秋山監督も、多くの主力選手が他球団に移籍する中で「ムネ(川崎選手)が抜けるのは、戦力以上にチームのコミュニケーションを仲介してくれる存在として痛い」と言っていたほど、コミュニケーション能力に日本でも長けていたそうです。

実際、僕自身もプロ野球が好きでよく観るのですが、昨年チームが日本一に輝いた際にも川崎選手が乾杯の音頭を取ったり、インタビューに率先して答えていたのも見かけました。

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さて、プロ野球選手の仕事は野球をすることですが、同時にファンからの支持を得ることも大事な仕事だと言えます。これまでメジャーリーグに渡った日本人選手で専属通訳なしで野球を続けた人は田口選手(昨年までオリックス・バファローズに在籍)しか居ないそうですが、彼もまたセントルイス・カージナルスに在籍していた時もセントルイスのファンに格別に愛されていた、という話も聞いたことがあります。

これは一般的な就職にも言えることで、いま日本の多くの企業が人事選考を進める上で最重要視している要素が「コミュニケーション能力」です。

一昔前は、有名な大学や偏差値の高い大学を出ていれば就職も安泰でしたが、就職氷河期やグローバル化が進む中、いま求められている学生は「勉強が出来る学生」ではなく「仕事が出来る学生」と言われ、仕事をうまく進めるためにはコミュニケーション能力が不可欠ということで多くの人事や企業がコミュニケーション能力を持つ学生を積極採用しています。

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特にグローバル化が進む中で、英語で意思疎通をはかれる人材も求められています。

海外大学卒業生は数年間をAll Englishの環境で生活していることと、参加型の授業を受けることでコミュニケーション能力もつくと言われています。

どんな場面でも問われる「コミュニケーション能力」。それを身につけるために海外留学も考えてみてはいかがでしょうか。

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