イギリス料理はまずい??

料理が「美味しい」とか、「まずい」というのは個人の主観に過ぎません。
その基準は個人によって異なるものですが、イギリス料理に関していうと、
イギリス人以外のほとんどの人々が不味いと言います。
イギリスの代表的な料理で、美味しいと言われているものと言えば、
ローストビーフやフィッシュアンドチップス、アフタヌーンティーなどが有名ですが、
他に美味しい物は何かと聞かれると答えが浮かびません。

イギリスの有名な話で、「イギリスで美味しい食事を取るならば3回朝食を食べるべき」と言われるほどです。
それほどまでに「イギリス料理はまずい」というのが定説であり、それが浸透し続けてきました。


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ヨーロッパの中でも、フランスやイタリアの料理は人気があり、
日本でもたくさんレストランがあるくらい人気ですが、なぜイギリスだけまずいと言われ続けるのでしょうか。

このことに疑問を感じた人はたくさんいると思います。
イギリス料理がまずいと言われている理由として、
調理方法が単純であること、そして何よりも食感が日本人とは異なっている、という2点が挙げられます。

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まず1つ目は、調理方法について、イギリス料理の特徴的で且つ必要な作業は「ひたすら茹でる」というものです。
例えば、クルジェットのトマト煮。

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クルジェットとはズッキーニに似た野菜で、これをグニャッとするまで煮込んだ料理。
ぐつぐつと何十分も茹でられた野菜は色が抜けてしまって変色し、
だいたいの野菜が同じようにグニャッとするまで茹でられてしまうため、
味はもちろん触感もほとんどなくなる。

次に2つ目のテクスチュアー(食感)についてですが、
日本人は何かを食べたとき、いんげんはしゃきっと、南瓜はほっくり、うどんはコシのあるように、
などといった表現が出てきます。

しかし、先ほど紹介したように延々とぐつぐつ茹でられた野菜たちはどれもグニャッとしたものになってしまうため、食感にうるさい日本人にとってはとても食べられないものになってしまうのです。

以上に述べた2点が、イギリス料理は日本人にとって受け入れられない理由なのではないでしょうか。

ですから、イギリス料理は「不味い」のではなく、「食感が合わない」という表現が一番しっくり来るのだと思います。

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本当においしいローストビーフやフィッシュアンドチップスは、忘れられないほど美味しいですから。

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