企業と学生が求めること


こんにちは!
留学カウンセラーの吉冨です。

先日、ある新聞の記事に「新設高校の卒業1期生が東大に大量合格」と出ていました。

愛知県蒲郡市にある「海陽中等教育学校」がその高校で、一般的な高校と違うのはトヨタ自動車やJR東海、中部電力などの日本を代表する企業が200億円以上を出資して設立された中高一貫の全寮制の男子校ということです。

19人のイギリス首相を輩出したイートン・カレッジを目標にしたエリート養成校で、新設ながら東大合格者を13名輩出したことで同校の高い教育力が見直されているそうです。

合格者の中には東大だけではなく、アメリカのペンシルバニア州にあるスワスモア大学にも合格した情報もあるそうです。

目標としているイートン・カレッジも世界中の有名大学に卒業生を輩出していて、海陽高校も手本となる学校に一歩近づいたと記事には書かれていました。
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そもそも、トヨタ自動車やJR東海などの日本を代表する企業がこのような高校を設立した背景には日本をリードしていく人材の育成という考えがあり、日本の難関大学や世界の大学でも通用する人材や学生の育成をもとにカリキュラムも組まれているみたいです。

実際、日本経済のグローバル化において日本企業は海外マーケットに進出する機会が急速に広がっていて、そのマーケットで活躍できる人材を確保するために海外大学を卒業した日本人学生やアジア圏の留学生を積極採用しています。

トヨタ自動車やJR東海、中部電力はもとより、日本の経済発展に貢献できる人材育成を行うために同校を設立しましたが、最終的には目標をイギリスのイートン校とするなら、日本の東大よりもアメリカのハーバード大学やイギリスのケンブリッジ大学やオックスフォード大学を狙わせるべき、と同校の関係者も今回の結果を見て話していたそうです。
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日本の企業は海外でも活躍できる人材の確保に動いていますが、一方で日本人学生の内向き思考も懸念されているのが現状です。
実際、円高の影響もあり留学する際の費用面での懸念事項は少なくなったものの、それでも「留学」といえば国内からの語学留学や交換留学がほとんどで、海外の大学に2年~4年の長期で留学する正規留学生数は比較するとまだまだ少ないのが現状です。

多くの大手企業や日本の政府もこのような事態を打開するために試行錯誤しており、今回の海陽高校の設立もその一環のように思います。

以下の記事はヒューマン国際大学機構も参加した国際化に対応した教育プログラムのあり方について調査、検討を行った研究会の報告書になります。

【平成22年度サービス産業活動環境整備調査事業報告書~株式会社三菱総合研究所~】こちらをクリック
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このような背景を踏まえて、将来の就職やビジョンに合わせて海外大学進学という選択肢も考えてみても良いかもしれませんね。

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