「うまい」 と 「おいしい」

食事の後に、「うしまけた!」というお年寄りがいます。どんな意味なのでしょう。

「うしまけた」は漢字で「牛、負けた」と表せます。牛が負けたらな、何が勝ったのでしょうか。「馬」が勝ったのです。つまり、「うしまけた」は「うまかった」という意味になります。ですが、おいしいという意味の「うまい」は「馬い」ではありません。

さて、「うまい」と「おいしい」はどう違うのでしょうか。「うまい」と聞くと、なんだかぞんざいに感じたり、少し男っぽく感じたりする人がいるかもしれません。「おいしい」は元々「いしい」という言葉で、「よい」とか「好ましい」という意味です。

それが、室町時代、宮中に仕える女房たちが「味がいい」という意味で使い始め、これに、「お」がついて「おいしい」となりました。「いしい」は日葡辞書(にっぽじしょ)に載っています。一方、「うまい」も万葉集に出てきますし、両方、古くから使われているのですね。「うまい」より「おいしい」の方が丁寧に感じるのも女房詞から来たと考えると納得がいきますね。

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