夏のご挨拶
暑い! 暑い!!毎日ですが皆さん
お元気ですか。
日本の夏の蒸し暑さの中での生活、
まさに異文化体験ですね。
夏のご挨拶
新年に年賀状を書くように、日本には「暑中お見舞い」という夏のご挨拶があります。
「暑い最中、いかがお過ごしですか」 「お元気ですか」 と相手を気遣うご挨拶です。
昔は贈り物を持って相手のお宅を訪ねたりもしていましたが、今ではほとんどが
「暑中お見舞い」のハガキを出すようになりました。
郵便局からも「暑中お見舞い」のハガキ「カモメール」が売り出されています。
ハガキの文面には、「暑中お見舞い 申し上げます」の後に相手の健康を気遣う言葉と 自分の近況を一言添えます。
出す期間は7月10日ぐらいから8月10日ぐらいまでです。
この時期になると、夏の風物詩を描いたハガキや
色々趣向を凝らしたカードが文房具屋の店頭に並びます。
10日を過ぎると「残暑お見舞い」というご挨拶に変わります。
また、暑中お見舞いと同じ時期に「お中元」を贈る習慣もあります。
これは日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈るプレゼントです。
この時期、デパートやスーパーマーケットではお中元商戦が繰りひろげられます。
関東では7月の初旬に関西では7月の半ばから8月の初旬までが
お中元商戦のピークです。関東より関西の方が少し遅いんですよ。
日頃デパートやスーパーマーケットに行かない人も一度、その様子をのぞきに行くだけでも面白いかもしれませんね。
人の真心から生まれた習慣も今では社交辞令になってしまっているのかもしれません。
でも、肉筆で一言書かれているハガキをもらうのは嬉しいものです。
いつもメールでやり取りしている友達やご無沙汰している方に
あなたも「暑中お見舞い」のハガキを出してみてはいかがでしょう。
暑中お見舞い
申し上げます。
まだまだ 暑い日が続きますが
皆さんも 体に気をつけてお過ごしくださいね。
盛 夏
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