言葉はコミュニケーションの道具

東京校の日本語講師、辻和子です。

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今日はヒューマンアカデミー日本語学校東京校の授業について少し紹介しますね!

 

日本には「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があります。一人ではどうしたらいいかわからないことも、三人で相談するとすばらしい考えが出るという意味です。日本語の勉強でも同じことが言えます。

言葉はコミュニケーションの道具です!!

一人で単語の意味を覚えたり、文法書を読んだりするだけでは言葉は使えるようになりません。クラスメートと実際にコミュニケーションをしながら使い方を練習することが大切です。クラスメートが日本語を使っているのを見て、「ああ言えばいいんだ」とか「こう言えばいいのに」と思うことが、自分が日本語を使うときにとても役に立つのです。説明をし合ったり、意見を言い合ったり、お互いに影響を与え合うことで、一人ではできない勉強ができます。これを協働学習と言います。ヒューマンアカデミー日本語学校では協働学習を授業に取り組んでいます。

我々は生まれてから今まで両親や先生にいろいろなことを教えてもらって、大人になりました。いろいろなことを教えてくれたのは両親や先生だけではありません。兄、姉、先輩、友人、そして、弟、妹、後輩や、見知らぬ人々からも、我々はさまざまに影響を受け、学んできました。「他人(ひと)の振り見て我がふり直せ」とか「他山の石」とか、他人から学ぶことの重要性を先人は我々に伝えています。このことは、人は一人で生きるより、みんなで生きる方が何倍もいい生き方になるということを意味していると言えるでしょう。

さらに、「他人(ひと)の痛みが自分の痛みとして感じられる」というのは人間ならではの資質です。人の痛みを理解するのに言葉は大きな役割を果たします。つまり、言葉を学ぶということは、外国人に自分を伝えることはもちろん、外国の人や文化を理解することができるようになるということです。互いの国は文化を理解して、他国の痛みが感じられれば、私たちの世界はどんなに平和な世界になるでしょうか。外国語を学ぶということは、平和な世界をつくるための第一歩だと言っても過言ではないと思います。

みなさんが日本語を学んで日本語でコミュニケーションをすることで、みなさん自身はもちろん、我々日本人も自ずと視野を広め、平和への第一歩を踏み出すことができます。

私はみなさんに絶大なる期待をしつつ、日々の授業に取り組んでいます。

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