日本の少子高齢化とグローバルな人材

皆さんは、日本の現在の人口はどれ位かご存知ですか?そうです。約1億2千8百万人です。

しかし、少子化が進み、40年後には8千万人程に減少する事が予想されています。更に高齢者が増える結果、実社会で働く人々も少なくなってしまい、製造業やサービス業界にとっても日本のマーケットの魅力は薄れていくことになります。

一方で、技術進歩と情報化社会の発展で、「人」、「物」、「金」の動きは迅速且つ自由になり、世界は益々グローバル化が進むでしょう。

そのような中で日本はどのような方向に向かうのでしょう?

特に日本の企業は、世界で生き残っていく為には、日本だけでなく世界を見据えたグローバルな戦略が,求められています。

具体的にはどう言う事でしょう。それは、生産・製造基地のみならず消費マーケットとして諸外国を念頭に置いた施策が必要と言う事です。

日本の高度な技術やサービスはあらゆる分野でこれからも世界をリードしていくと思います。しかし、実際にその恩恵を受けるのは、日本だけではありません。いやもっと言えば、日本以外の国々でその恩恵を受けることが主になってくると思います。

例えば、自動車産業を例にとりましょう。日本の経済発展の一翼を担った自動車産業は、自動車の輸出で世界中にMADE IN JAPANの名前を広げました。

しかし、各国の自動車生産の国産化政策や貿易摩擦から日本からの輸出は減少し、現地組み立て、現地生産が主流となってきました。日本の企業が海外に進出し、そこで現地企業としてそのマーケットにあった自動車を生産するようになりました。自動車関連部品企業も海外に進出し、現地で部品を製造するようになって来ました。海外で生産された車が、他の諸外国にそこから輸出されたり、逆に日本に輸入されるケースも出てきました。このように日本の自動車メーカーは、世界をマーケットと捉えて戦略を展開しています。

このような企業では、それぞれの国で現地の人達と共に自動車を生産したり、販売したり、更にはグローバルマーケティングを行う必要があります。

その為には、「日本語」の出来る現地社員が不可欠です。日本式経営をしっかり現地に根付かせ、現地のニーズに合った事業展開をする為には、日本語が出来るだけでなく、日本のことも理解できるグローバルな人材が必要なのです。

そこで、日本に来て日本語を勉強している皆さんのような人たちのニーズが自ずと高まってきているのです。

勿論、皆さんは今は日本語を学ぶ事に集中してください。しかし、将来日本の企業で仕事をする可能性も充分ありますので、自分の将来像を描く時に日本企業での勤務も選択肢に入れてはどうでしょうか?勿論勤務する国は、日本とは限りません。寧ろ、あなたの母国の方が可能性は高いかもしれません。

自動車産業だけでなく、多くの日本企業が、海外進出に力を入れています。

そして、グローバルな人材を求めています。

例えば、ユニクロで有名なファーストリテイリングは、来年度に採用する

1500人の内1200人は外国人を予定しています。又、ショッピングセンターやスーパーマーケットを展開するイオングループは2020年までに本社社員の外国人比率を現在の3%から50%に引き上げる計画です。

トヨタや日立は、日本人の新入社員に入社前に6ヶ月の「海外留学」を薦めたりしてグローバルな社員を育成しようとしています。

皆さんも是非、日本での留学を通じて日本語を学び、世界に通用するグローバルな人材になってください。

応援しています! 頑張りましょう!!001_3

ヒューマンアカデミー日本語学校東京校

                                                        近藤 校長先生 

前へ

HAJL東京の学生が合同スピーチ大会で入賞!

次へ

ヒューマンアカデミー日本語学校大阪校からのお便りです。